旅から戻って2ヶ月(完結)
2011/07/15
カテゴリー : 山下晃和の旅暮らし /
旅から戻って2ヶ月が経ちました。
中南米諸国を巡っていた半年間は毎日自転車を漕いだり、観光したり
街歩きをしたりといった生活を繰り返していたので、日本、それも東京の時間軸の早さを感じています。
充実している証拠ですね。
旅とはまた違った、「仕事」や、「仲間との交流」といった楽しみがあります。
メキシコシティでは不安だらけの入国。
自分がどこまで漕げるのか。
それも分からないまま、旅はスタートしました。
中米ルートは山岳エリアが多く、アップダウンにやられ本当に辛かったことが思い出されます。
特にグァテマラの山道は斜面が急角度だったので、空を見上げて、汗だくで超重量級自転車を押していたことが鮮明に脳裏に焼きついています。

ニカラグアでは、まさかの強盗事件。
旅を続けようか、やめようか。本当に迷いました。
気持ちが落ち込んだのも確かですし、
何より鼻の軟骨を折ってしまい、呼吸が辛かったこともありました。
両親も、友人も、仕事関係の人も心配してくれ、メールやブログでのコメントを見ては、PCの前で涙を流しました。
それでも、進む決心がついたのは、やはり応援メールとコメントでした。
僕は独りで旅をしているけれど、多くの人が見てくれている。
強盗に襲われても、幸い命には別状が無かった。
前に進めば、きっとゴールはある。
パニアバッグに積んだ荷物よりも、重いけれど、勇気を与えてくれた皆の期待を積んで、ペダルを漕ぎ出しました。
皮肉にも、ニカラグアでは、多くの優しいローカルと出会いもっとも、美しい自然を見ることができました。

よって、その国の一つの部分で嫌いになるようなことはありませんでした。
多角的に見て、判断しなければ、ブログや記事を読んでくださった人にもそういう印象として残ってしまう。
旅人はいつの時代もハッピーを創る存在だと思っているので、いつでも前向きに。
そして、旅をもっと楽しむことにしたら、おのずとゴールが近くなってきたように感じました。
南米では、多くの旅人に会うことができました。
ツアーで仲良しになったメンバーで、先日、日本で久々に会って再会を喜びました。
YUKIさん、なお君、HALちゃん、MARUちゃんありがとうございます。
観光立国であるペルー、ボリビアでは念願だったマチュピチュ遺跡、ウユニ塩湖なども見ることができました。
また、自転車で走るルートとしては、ティティカカ湖周辺の3800m級の高峰アンデス山脈が本当に美しく、自転車を漕いでいて気持ちよかったです。

もしかしたら、雲に届くのではないかと思うくらい空も、雲も近かったです。
ボリビアからパラグアイまではバス移動し、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンまで漕ぎ進めました。
最後、ウルグアイの世界遺産コロニアの町から対岸ブエノスアイレスまでの船では涙がこぼれました。
僕の旅が終わるという寂しさと日本に帰れるという安堵感から止め処なく頬を伝ったのだと思います。

最後になりましたが、このヘルメットは、僕の宝物です。
メキシコのオアハカで海外サイクリストから、「そのヘルメットはどこの?」と聞かれたとき、堂々と日本のモノだよって答えられたこと。
そして、 「キュートな色だね。」と言われたこと、本当に嬉しかったです。
車や、他の乗り物がすぐ側を通るという点で自転車は弱い存在です。
安全第一を優先するヘルメット着用は安心感に繋がります。
また、KABUTOのヘルメットはなんとなく、日本人であることの「アイディンティティ」を身に着けているような気がして、ハッピーでした。
これから、海外ツーリングや、夏休みを使って数週間以上のツーリングを考えている人はぜひ、安全第一で自転車旅を楽しんでもらいたいと思います。
そして、何か教えてほしいことがあれば何でも聞いてください。

この旅の記事の総まとめとして本日発売のモノスタイル・アウトドアに記事を書いています。
半年間積んだ荷物を全部載せておりますので 一つ参考にしてもらいたいと思います。
それでは、これからも良い旅を!!