OGKの製品ポリシーと安全基準
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安全性能+快適性の両立。そして、つねに満足される、独創的アイデアがOGKのポリシーです。


サポートライダーからの意見や要望なども製品開発にフィードバック

ヘルメットの商品開発には、レースシーンから得たサポートライダーからのデーターを分析。ライダーが転倒し破損したヘルメットはもちろん、自転車用では、ライダーが2万Km使用したヘルメットを回収して、製品の劣化試験や衝撃試験を行っています。 またレースのみならず、市街地走行や信号待ちなどの停車状態まで、ライダーの立場で製品開発を心がけ、開発当初のコンセプトテーマを現実的にするためのさまざまな実験を行うなど、安全性と実用性を正面から捉え、より良い製品を供給するプロダクトメーカーとして、常に前へと進み続けています。
風洞実験の様子
風洞実験の様子
風洞内に人工的な風を発生させ、帽体表面のエア流動性能や風の巻き込み具合などを分析します。

世界のニーズとライダーの信頼にこたえるために。

ヘルメットといえば、「安全性能」が第一前提にあげられますが、ヘルメットをそれぞれの国々で販売するとき、その国ごとの安全基準をクリアすることが条件となります。その内容は国ごとの基準によりそれぞれ異なりますが、OGKはそれぞれの適合基準や各国のニーズに合わせ、様々な試験や実験を繰り返し行い、より良い製品作りを目指しています。

●OGKが世界で取得している製品安全規格

<オートバイ用>
E.C.E. Reg.22-05(対ヨーロッパ・EU加盟諸国)
AS Australian Standard: AS1698/AS1609(オーストラリア)
D.O.T./SNELL STANDARDS(アメリカ合衆国)
P.S.B. SS9:(シンガポール)
SG(日本)

<自転車用>
SNELL STANDARDS
SG(日本)※通学用ヘルメット、幼児用ヘルメットのみ

SGマークについて

SGマーク OGKヘルメットの製品安全基準は、JIS規格(オートバイ用規格:JIS-T8132、自転車用規格:JIS-T8134)をもとに作られた「SG規格」を採用しており、この規格をクリアした製品にSGマークが表示されます。SGマークは、製品安全協会が経済産業大臣の了承を得て、定められた認定基準に適合している製品のみに表示されるマークです。
自転車用ヘルメットは、通学用ヘルメットや幼児用ヘルメットに表示しています。
SGマークは、万一ヘルメットに欠陥があり、国の定める認定基準に適合していないために着用者が損害を蒙った場合に、その損害を賠償する制度もあります。なお、この制度はプロオートバイレースやサーカスなど特殊な用途に用いている際の負傷や、認定基準が定めるヘルメットの性能を超える強い衝撃を受けたための負傷などは賠償の対象になりません。

[PSCマークについて(オートバイ用のみ)]

「P:Product(製品)」・「S:Safety(安全)」・「C:Consumer(消費者)」の頭文字を略号としてマークであらわしています。これは消費者生活用製品安全法に基づき製造された製品に表示されるマークで、消費者に対して生命や身体に特に危害を及ぼす恐れが多いと認められる製品を国が「特定製品」として指定していることを意味します。日本国内で販売されるオートバイ用ヘルメットは、このマークが表示されていなければ、販売することはできません。

OGK製品の規格表示について

[OGK・オートバイ用ヘルメットの規格表示]

MFJ・公認マーク SG(125cc以下用): お乗りになるオートバイの排気量が125cc(0.125?)以下の場合にお使いいただけます。
SG(自動二輪車用): お乗りになるオートバイの排気量を問わず、全てにお使いいただけます。
MFJ公認: MFJ(財団法人・日本モーターサイクル協会)がレースで使えることを認めたヘルメットに表示されます。MFJの公認レースなどでは、このマークが表示されたヘルメットを使用しなければ出場できません。

[OGK・自転車用ヘルメットの規格表示]

JCF・公認マーク SG(自転車用): 自転車用として試験されたSG規格で、オートバイ用としては使用できません。
JCF公認: JCF(財団法人・日本自転車競技連盟)がレースで使えることを認めたヘルメットに表示されます。JCFの公認レースをはじめ、自転車競技に出場する際は、このマークが表示されたヘルメットを使用しなければ出場できません。

安全性能試験について

オートバイや自転車に乗車中のあらゆる事故のケースにおいて、ヘルメットがどれだけ頭部を保護することができるかを様々な試験で測定します。この試験での合格数値は、各規格や用途によって異なりますが、どれをとっても厳しい内容には変わりありません。
そのなかの、いくつかの代表的な試験を紹介します。

1.衝撃吸収試験

テストするヘルメットにヒトの頭の実重に近い人頭模型を入れ、高い位置より落下点である、“アンビル”へ落下させます。 この人頭模型には、衝撃値を測定するためのセンサーが埋め込まれており、落下とともに即座にグラフとして算出される仕組みになっています。 またこの時、落下させる高さはそれぞれの規格により様々で、その規格独自の安全性を考慮した高さが決められています。 落下点である“アンビル”についても、それぞれの規格により様々なアンビルをつかいます。 このアンビルは、実際の事故などの衝突を想定したもので、目的により形状も変わります。
衝撃吸収試験 衝撃吸収試験
決められた高さから、下部に設置されたアンビルに落下させ、その時の衝撃加速度を専用のコンピューターで測定します。

耐貫通試験 耐貫通試験
決められた高さから、先の尖った「ストライカー」を人頭模型にかぶせたヘルメットへ落下させ、その耐貫通性を測定します。
安全性能試験について
落下高度とその衝撃許容値(SG規格の場合)

2.耐貫通試験

この試験は、ライダーが転倒した際、様々な突起物や尖った物に対して、ヘルメットがどれだけライダーの頭部を保護できるかを調べます。テストされるヘルメットに「ストライカー」と呼ばれる重さ3kgの先端が尖った鉄製の重りを高い所よりヘルメットめがけて落下させます。この時、テストされるヘルメットのシェル(外殻)を突き破り、かぶせられた人頭模型へ、ストライカーの先端が当たると、不合格となります。

3.アゴヒモ強度試験

この試験は、事故などに転倒時に強い衝撃を受けた際、アゴヒモがどれだけ伸びるかテストします。アゴヒモに各規格によって定める荷重をかけて落下させ、その伸び具合をテストします。

4.その他にもいろいろな試験があります。

事故や転倒した際、ヘルメットが脱げてしまわないかを調べる「ロールオフ試験」、ライダーの頭を十分に保護できているかを調べる、「保護範囲試験」、ライダーが走行時に十分な視界を確保できているかを調べる「視野試験」、また気温の変動に適応できるかを調べる「高・低温処理試験」や、雨や湿気などの水分を含んでも十分に衝撃から頭部を保護できるかを調べる「浸せき処理試験」など、材料から重量、概観や危険告知情報の表示など、いろいろな厳しい試験項目が設定されています。
なお、ヨーロッパや、オーストラリアなどのオートバイ用ヘルメット・安全規格では、シールドそのものに独自の規格が定められており、ヘルメットと同様に、厳しい試験が行われます。