洗練されたディテールの集合体。FF-5には、そんな言葉がふさわしい。これまでも空力を意識したディフューザーの開発に積極的に取り組んできたOGKカブトの、現時点での集大成とも言えるのがこのFF-5なのである。
 これまでと大きく異なっているのが凹凸を極力なくしたそのフォルムだ。各エアダクトは、帽体にビルトインされるような形状とされ、視覚的にも空力の良さを感じさせるデザインに仕上がっている。エアダクトそのものの形状も、従来とは大きく異なっている。FF-5開発にあたり、OGKカブトはあらゆるパーツを新設計した。そのため、FF-5と従来モデルの間に共通パーツはほとんどない。
 新開発のウェイクスタビライザーを含む頭部のディフューザー形状、優れたエアフローでヘルメット内部を常に快適に保つNewトップエアロベンチレーション、さらにワンタッチでシールドの脱着が可能なシングルアクションシールドシステムなど、これらすべての形状は、風洞による実験の結果として理詰めで導き出されたものだ。
 空気力学のスペシャリストをアドバイザーとして招き、開発の初期段階からダクトの役割や形状についても徹底的に検討した。プロトタイプが出来上がっては何度もテストを繰り返し、そこでのデータを基にさらなる進化を遂げる……。気の遠くなるような開発の試行錯誤を経て、ご覧のような一分の隙もないエアロフォルムが完成したのである。

すべてを空力に捧げた、まったく新しいデザイン。

01.新形状とされた後頭部のディフューザーがスムーズな空気の流れをつくりだし、Newトップエアロベンチレーションシステムによって、ヘルメット内部のムレた空気は外部へと吸い出される。

02.新開発のウェイクスタビライザー。正面と横の空気抵抗を均一に近づける、空力的にFF-5の大きな特徴となるパーツだ。

03.額部のエアインテークは、空気抵抗を極力少なくするために帽体に内蔵されるようなエアロフォルムが採用された。積極的に走行風を取り入れる大きな開口部を持つ。

04.エアダクトの開閉は、グローブを装着したままでも切り替えやすい形状を持つ。各ダクトはすべて開閉可能。内部は常に快適に保たれる。

05.簡単にシールドの脱着が行えるシングルアクションシールドシステム。シールドホルダーの横への張り出しを抑え、風による唸り音を抑えるために風洞実験から導き出されたシステムである。

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